1日目――当然色々としんどい
6:20起床
めざましで起こされたが、目覚めは悪くない。
昨日さんざん抜いたにも関わらず、午前中は強烈な勃ちに2時間近く襲われ続けた。
たいていの場合、尿を済ませれば収まるのだが、それもなかった。カフェで隣に人がいる状況で、本当に困ってしまった。
なぜこんなにも性欲(というか自分の物の反応)が強いのだろう。これまでも、これからも、この捌け口などないというのに。
研究に全精力を注げる癖をつけたいと切に思う。
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『オルレアンのうわさ』『肉の告白』に加え、ピーター・バーガーの『社会学への招待』を読んだ。
修論で扱うオナ禁研究が、セクシュアリティやジェンダー研究とは距離を置くものになりそうで、概念そのものの流通や使われ方に着目するという意味で、『オルレアンのうわさ』や『流言蜚語』なんかとの距離が近づいている印象。
来週の火曜日に、指導教員と面談があるので、最近やっていなかった「書く」作業に土曜日から入りたい。
文献を読む作業の他に、「オナ禁」の2ちゃんねる掲示板分析を行った。
先日、この掲示板が途方もない数あるということがわかったので、「最古のもの」「最も長く続いているもの」など、特徴的なものだけを扱うことにした。あくまで第1章で「語られ方のパターンを把握する」という目的に行うためである。
ただ、量としては十分に統計的処理を行える規模であったので、博士以降で是非ともテキストマイニングを行いたい。
「最も長く続いているもの」を観察していくと、面白いことが分かってくる。
最初は健康のために始まったスレッドが、パート30くらいになると「効果」が必ずスレッドの冒頭に掲示されるようになるのだ。
また、オナ禁専門のホームページとして「くそ丸」(彼もこのスレッドに度々参加している)のサイトが紹介されるようになる。
競走としての「階級表」は表面的なゲーム要素となり、「効果」の追求が中心になっていくように見える。
また、「効果」に目線が向けられるようになる基盤として、おそらく「日数」(これへの着目は「階級表」が用意しているのだろう)があるように思える。
「効果」と「日数」の結びつきと、その明示化がどのタイミングで生じるのか。そこに着目しながら分析を進めていく必要がありそうだ。