jozkado’s diary

オナ禁を実践しながら『オナ禁論』執筆をする院生の業務報告。執筆のためのメモなど。

1日目

7:00起床


朝は過ごしやすいから助かる。いつも朝読書で読んでいるものを読んでから、シャワーを浴びて身支度をして家を出た。


今日は個別指導の日なので、夕方までが作業の勝負になる。

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今日は先に分析作業にあてた。

2003年から現れてきた「効果」が、どのように変化し、引き継がれていったかを詳しく見ていった。


やはり、2000年代末以降に流通するメインの「効果」は、「日数」と「効果」が結びついてまとめられたくそ丸氏の個人サイト(2005~2006年)を系譜にもつと考えるべきだろうという想定に至った。


どうも、「手淫禁止HP」においてまとめられている「効果」そのものから、2009年以降の「効果」が直接派生するとは考えにくい。いくらこのサイトの中に「日数」と「効果」がセットになった「喜びの声」があるとしても、である(もちろん、この「喜びの声」が、「日数」と「効果」の抽出とまとめあげに間接的に寄与している可能性はあるだろう)。



覚醒剤の社会史』を読んでいると、覚醒剤の薬理作用(医学ディスコースで提言される)がその後の「覚醒剤は常用により精神障害を起こし、犯罪につながる」というイメージを定着させる強力な基盤になっていたようだ。


様々な「効果」がまとめあげられるオナ禁という現象も、それを支えているのがテストステロンのようなホルモンや、ドーパミンセロトニンといった神経伝達物質の作用であるという側面がある。



ただ、これが正当化の論理の最も強力な基盤かというとそれほど単純でもないように思う。論理を支える知がどのように参照され、組み立てられているかは、やはり詳しく追っていくのがおもしろそうだ。


個別指導でなんだかんだ遅くなってしまった。明日も集中する。