9日目ーー具体的な分析に着手
6:30起床
深夜2時前頃に、寝汗でびしょびしょになって目が覚めたが、着替えたらすぐに寝つけた。
深夜に起きてしまうことが最近少しずつ増えてきたが、対応の仕方は身についている。安心して寝られるので、ここでのストレスは減ってきたようだ。
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午前中から昼過ぎで、マラニーのEND、ガスフィールドの『象徴十字軍』、さらにターナーがPaci Falkの著作に寄せた序文を読んだ。いずれも、禁欲の問題系と身体について、理解を深めるためである。
また、指導教官の教授に執筆の相談をしたところ、明日の夕方に行っていただけることになった。
今年退官される年で、大学業務も任されてご多用だというのに、メールを送って30分もしないで調整が完了した。本当に凄い先生だなと思う。自分の目指す研究者・大学教授としての姿である。
ということで、明日は少しだけ時間の使い方がイレギュラーになるが、これで本文執筆の方向性を考えることができると思えば、大幅な進捗になるだろう。
主に2・3章の構成、方向性のつけ方について、明日は助言を乞おうとおもう。
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午後の大半は、研究室でひたすらKindle資料の分析を行った。
ハイライト箇所をもとに、繰り返し語られているものや、オナ禁の経験と共に変化しているもの、さらに、「効果」を説明するために用いられている知(知識や経験、論理)を分類していく作業である。
改めて資料を読み返してみると、「ここにも!」「ここにも!」といった驚きがある。
ただ、ものすごい量で、3時間半かけて5冊分のハイライトの整理でいっぱいいっぱいだった。
長い文献を扱ったというのもあるかもしれないし、まだ整理の仕方が上手くないというのもあるだろうが、思った以上に時間がかかるぞ…というのが感想である。
候補としている資料だけでも80近くあるので、単純計算でいくと分類完了だけであと50時間ほどかかることになる。1日に5時間、みっちり取り組んだとしても10日かかる計算である。これは結構重い。
さっそくスケジュールを立て直す必要があるかもしれない。
大変だが、今日やってみて非常に楽しかったので、このワクワク感は失わずに邁進したい。