jozkado’s diary

オナ禁を実践しながら『オナ禁論』執筆をする院生の業務報告。執筆のためのメモなど。

4日目ーー想像膨らむ

4:45起床


昨晩も早寝できず、寝たのは結局24時半だった。

そのため、睡眠時間は4時間と少ない。もう少し寝たいというのが正直なところだが、目覚めは日に日に改善しつつある。


朝からカフェで文献を読み、2ちゃんねる分析にも少し時間を使えた。絶妙に眠くならないで集中できたので、気分はよかった。


覚醒剤の社会史』は、方法論の検討のところが非常に難解に感じた。現象の水準の同一化というのが、分かりそうで入ってこない……。
覚醒剤取り締まりの事例分析を読み進めながら、時折戻って理解できればと思う。



午前・午後とENDを読んだが、午後はエネルギー切れでプッツンと寝落ちてしまうことが何度かあった。
予定より進まなかったが、著者による現代の禁欲者の4類型(Waiters, Nevers, Quitters, Time Outer)は理解した。過去ー現在ー未来という個々人の時間のなかで、それぞれに対するとらえかたの違いで分類しているところはおもしろい。

オナ禁も、誰が実際に取り組んでいるかというと、主に「10代~40代前半くらいの独身男性」であるように思われる。Kindle資料の著者プロフィールからわかる範囲だと、この年齢層におさまる。


逆に考えると、高齢でオナ禁はなぜないのか(←さすがに当たり前な答えしか浮かばなそうなのだが)、結婚した後にオナ禁をすることはないのか(セックスレスで射精していない、などはこの場合「オナ禁」には含まれない)、結婚後もオナ禁に取り組む/取り組まないいずれの場合でも、それは何を目指しているのか……。


などなど、ライフコースからみた疑問が多々浮かぶ。


また、「かつてオナ禁をやっていたが今はやっていない」といった人は、オナ禁に対してどのような認識を持っているのか(変化していったのか)、というのもオナ禁をめぐるアイデンティティの考察に関わってきそうだ。


上のような疑問は、体験者にインタビューしていくのが良さそうである。博士課程以降でやってみたいな…




…と、読みながら考えも広がった。

2ちゃんねる分析は、時間の割にあまり進められなかった。書き込みを眺める時間が多かった。「ゲーム」的オナ禁と、「実験」的オナ禁の項目は、明日でメモ書きまで一気に進めたい。