jozkado’s diary

オナ禁を実践しながら『オナ禁論』執筆をする院生の業務報告。執筆のためのメモなど。

10日目ーーゴールを見ながら

6:20起床


夜は24時前に寝て、この時間に起きるというのが絶妙なバランスみたいだ。途中で目が覚めることも、23時就寝であった時より少ない気もする。


今日は教授に執筆に関わる相談の時間をとっていただけることになったので、その準備がメインイベントだ。


だが、だからといって分析の手を止める訳にはいかない。朝と夕方を利用して3本ほど、Kindleのハイライトをチェックした。


しばらく扱いに困っているのが、「女性」の描かれ方だ。おそらく論理に関わる要素だと思うのだが、読んでいてかなり問題含みな描かれ方をしているようにも思える。どうしたものか…。

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18時から1時間強、教授に相談する時間となった。


結論、良い意味で力が抜けた。


オナ禁論を社会学的に扱うための道すじを、みっちり考えることができた。


自分は「効果」と「知識社会学」にこだわりが強く、それを修論までで完結させて論じようと肩肘張りすぎていたようだ。


現代的禁欲としてのオナ禁が、社会をどのように理解する素材となりうるのか。その「答え」は、修士論文まででは到底クリアーにはならない。


今は焦りすぎるな。理解の方向性をきちんと見定めて、土台を作っていけ。


そんな感覚だ。


修論のその先、オナ禁論で最終的に明らかにしたいゴールを見せつつ、ステップを踏んでいるということをきちんと示すのが、修論での1番のポイントになるだろうと思った。

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修論では、Kindleは扱わないことになった。


あるいは、扱うとしても、類型の中での例として数点のみ現れることになるだろう。


8月に必死になって駆け足でまとめた類型化が、ここにきて本体になるとは。「素材として大いに役立つ。」という教授の言葉だ。


ここまで怒涛の勢いで読んでいたKindleは、修論書き上げまでいったんお休みだ。


労力が無駄になったとは思わない。むしろ、ここまで読んだことで、問題意識が深まっていった。ここでの目をもう一度、類型化で用いた例に向けるのだ。


「あくまで分類するだけ」と位置づけていた資料から、今後の問題の全体まで迫る読みを引き出すのだ。



明日からすべきことは、また少し変わってくる。すぐに明確化して再走だ!!