jozkado’s diary

オナ禁を実践しながら『オナ禁論』執筆をする院生の業務報告。執筆のためのメモなど。

63日目――研究のこだわりとしてのKindle文献

4:30起床

最近は筋トレも追い込みができていて、23時前にはすっかり疲れ果てて布団に入る日々である。

そのため、夜中に目が覚めることもなくなってきた。これはぜひとも続けたい。

今朝は外の天気が悪く、薄暗かったので朝な気がせず、二度寝したい気分だった。

布団でゴロゴロしたので、修論執筆チャレンジに動き出したのは5:30前になった。

それでも朝食前に1時間、文献を読んだり執筆作業に充てたりすることができるのだから、非常に有意義だ。

オナ禁が続いていなかった昨年の12月頃では絶対にできなかった生活だと思う。

*********

夕方から夕食前まで、予定にいれてはいなかったが、「Kindle文献の引用法」を調べていた。

以前調べたときは、2011年頃のAPA形式では引用に際してロケーション番号(Kindle版の書籍で現れる、表示位置を表す番号)は使えないとあった。

その代わりに、章番号・段落番号を明記せよ、というものだった。

しかし、どうやら2019年のAPAマニュアルでは、ロケーション番号で表すように変わっている…かもしれない。

孫引きされた情報が記載されているサイトどまりであり、実物のマニュアルにまだ当たれていないので断言できないが、もしそのように変わっているのであれば、引用がかなりしやすくなる。

何しろ、いまオナ禁研究で分析対象としているのは、章番号も段落もないような断片的な文章だからだ。

オナ禁の実践ノウハウや成功体験談は紙の書籍として流通していない。一般的な文献の引用の仕方は最初から閉ざされている。インターネットを経由した情報に頼らざるをえない。

引用に限っていえば、2ちゃんねるのような掲示板やブログを素材にしたほうが、むしろ研究はしやすいのではないか?と感じるほどである。

しかし、それでは資料として膨大になり、選定の基準を定めるのが困難になる。海外のNoFap関連の掲示板のように、「メジャーどころ」を定められないからだ。

ギリギリ網羅可能な資料数で、一度リリースされればブログや掲示板ほど情報が流動的でない、つまり資料としての選定の妥当性と再現性のある適材が、Kindle文献なのだ。

少なくとも日本では、Kindle文献を資料に用いた社会学的分析はない。その意味でも、実験的な試みになると思っている。

オリジナリティの一つになるほどの内容なので、資料選定の経緯も説得力をもって書けるようにしたい。そのためにも、APAの最新マニュアルにはなるべく早くアクセスしようと思う。

外見上は何も進まなかった2時間だったが、熱意の増すリサーチ時間となった。