7日目ーー「テストステロン150%」言説について
8時半起床。普段より遅くなったが、その分身体か軽くなったように感じる。
起きて最初の論文読解の時間もかなり巻いて取り組めた。
実験・統計分析系の論文はある程度飛ばし読みする読み方が身についてきたので、もう少し手際良く進めていけそう。
さて、今日で1週間。これまでのオナ禁カウンターを見返してみると、ここまでに達成出来ている場合のほうがはるかに少ない。5,6日目で負けてしまうことも多い。
だから、まずはしっかり1週間を迎えられた自分を褒めてやりたい。
1週間というと、オナ禁界隈では「テストステロンが通常の150%にまで上昇する」と言われたりする。
一応、この言説の根拠になっている研究はあるのだけど、興味深いことに日本のオナ禁言説でも海外のNoFap言説でもこの研究結果が参照されている。
オナ禁とNoFapにどれくらい関係があるのか、というのは現在のところ実際よく分かっていないことが多い。
ただ、「オナ禁/NoFapには効果がある」という主張を支える根拠としてテストステロンなどホルモンに関する研究を持ってきているのは、「オナ禁/NoFap」の実践に関する知が、他のどのような知と結びついて作られているかを考えるヒントになる。
修論段階での問題意識が、この実践を支える論理や「文法」がどのように構成されているのか、という点に集中すると考えているので、関連したところは今後も逐一整理していきたいところだ。