19日目ーー環境が整った
7:45起床
個別指導でいつもと違う生活リズムであったため、寝坊をした。あとはおそらく、前日の夜の睡眠不足も影響していたのだろう。
夕方までの時間は、ガスフィールドの文献を読むのと分析にあてた。
文献はたぶん明日で読みきるだろう。禁欲の一形式である禁酒運動が、地位の闘争の装置として働いていたという点は、マラニーのENDでも扱われていた。
自分としては、禁欲が社会問題としても現れうるという形で触れられればと思う。同時に、日本国内で20世紀前半に見られた禁酒運動に関する論文にもいくつか触れておくことで、禁欲の問題系の範囲をある程度掴んでおきたい。
分析は、「効果」のもっとも最初期である、「手淫禁止HP」というサイトにおける「効果」のまとまっているページの変化を追った。このあたりは既に夏に軽く分析はしていたのだが、論文に本格的に盛り込むかどうかは保留していた。
今回、修論で補論として位置づけてこの部分を分析に加えることにしたので、改めて確認している。
「効果」が無限増殖しないのはなぜか、何が加えられ、どう説明されているのかに注目して進めていこうと思う。Kindle文献を使わなくなった分、この分析で見られるだけの視点は示せるようにしたい。
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今日で個別指導のほうは一区切りとした。
まる2ヶ月の間、他の先生方に担当を代わっていただけたので、自分は修論の執筆に全力を注げる体制がこれで整ったわけだ。
今までのリズムを崩さず、思考を止めない期間が始まる。期限は迫っているが、楽しみたい。