jozkado’s diary

オナ禁を実践しながら『オナ禁論』執筆をする院生の業務報告。執筆のためのメモなど。

7日目ーーオナ禁と他者

6:20起床


自宅で論文を読んだあと、シャワーと軽い朝食を済ませて、カフェに行き作業を開始した。


起きてからの行動は今日くらい腰が軽いと良い。


これまでしばらくの間、性欲の強さに悩まされ5,6日目でリセットをかましてしまうことが多かったが、この一週間はかなり楽に過ごせた。


サプリメントを減らして過ごした(一日3粒を2粒へ)のが、身体にとって楽だったのかもしれない。急にゼロにしなかったのは、それはそれで身体に影響が大きいと思ったからだ。


まあ、サプリメント量だけでなく、たぶん夜更かしが多くてあまり元気が無かったのもあるかもしれない。


早寝早起きに戻していきつつ、オナ禁を支えにパフォーマンスを高めていきたいところだ。


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午前・午後とボーッとすることなく、集中を続けてEND中心に読むことができた。


今日で8章を読み切ったので、おそらく今週中か、8月中の読了がなんとかできそうだ。


この章は、これまで大別してきた2つのタイプの禁欲観(火渡り・塀作り)のどちらが選ばれる(これら2タイプは排他的なものではなく、人により、場合により選択される)のか、それを左右する因子についてであった。


著者によれば、性格、過去・未来のパースペクティブ、他者(この場合、同じような禁欲仲間のことを指す)という3つがその因子ということのようだが、先の章(4章)で時間にフォーカスして禁欲者を4分類していたように、過去・未来のパースペクティブへの言及が最もウエイトがあったように思う。


他方、他者因子などは実質的には1パラグラフで説明されているにとどまっていたし、非禁欲者という意味での他者が禁欲のタイプに関わることはないのか?と疑問に思った。


オナ禁においては、「効果」の最終到達点の多くに女性(=他者)との親密な関係性の構築があるが、当然ここに到達すれば、それまでのオナ禁のルール(自慰だけでなく、性行為全般を禁ずることもある)は変更せざるをえなくなる。

また、非オナ禁者から「なんでそんなことやってるの?」「無意味だよ」「実際に効果があるのは一週間までだよ」等と言われることで、オナ禁者の方針が揺らぐこともあるだろう。


このように、取り組んでいない者としての他者も、実践者の取り組みに大いに影響を及ぼしうると思うのだ。


その点、マラニーの他者因子は説明が簡素すぎて、物足りなさを感じた。先行研究での批判点になりうる部分かもしれない。