jozkado’s diary

オナ禁を実践しながら『オナ禁論』執筆をする院生の業務報告。執筆のためのメモなど。

8日目ーー「〜しない」という発話

5:50起床


まだ暗いタイミングで目が覚め布団をたたんだが、激烈に眠かったので二度寝をした。


二度寝しちゃったなー、と思って再び目が覚めて時計を見ると、6時前だった。


なんだかとても得をした気がした。

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今日は個別指導が夕方からあったため、いつもより動ける時間は少ないが、こんな日に朝早くからテキパキ動けるととても自信がつく。


ENDを引き続き読み、「言語行為としての禁欲」という箇所に入った。


昨日、「物足りない」とコメントしていた他者との関係は、この章で取り上げられていた。


だが、わざわざオースティンの言語行為論に言及する意味がまだいまいち理解出来ていない。「私はXをしない(I don't X)」という発話が、それで独立してあるわけではなく、その発話に対する他者のその後の反応(reaction)も含めて構成し直される、というのは分かるのだが……

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そういえば『覚醒剤の社会史』でも、言語行為論に拠って「提案」と「承認」という枠組みが導入されていた。


言語行為論においては、先の発話を否定することもまた、先行する発話それ自体については「承認」しているのだ、という箇所はなるほどと思った。


発話されることそのものの効力に着目しようという点では、「私はXをしない。」という発話に対する肯定・否定・忘却(聞き直し)などが影響を与えていると解釈しているマラニーの展開は妥当なのだろうか。