jozkado’s diary

オナ禁を実践しながら『オナ禁論』執筆をする院生の業務報告。執筆のためのメモなど。

49日目――崖っぷち

5:10活動開始

「活動開始」と書いたのには理由がある。

昨晩は23時に就寝したのだが、24時過ぎに目が覚めてしまった。原因がよく分からない。

そのあと何度も眠りにつこうとするのだが上手くいかず、寝入ったと思えば2時半頃に今度は寝汗をかいて目が覚めてしまう。

寝付けないストレスと、汗をかいたために服を脱いだのが引き金だったと思う。

そこからどうしようもなくアダルトサイトを物色し始め、気が狂ったように物を扱き続けてしまった。

幸い、射精管理ができるようになったため、リセットには至らなかったが、とにかく眠りにつけなかった。

空が明るくなってきたので仕方なく朝シャワーを浴びて、朝食後にもう一眠りしようとした。

それも上手くいかず、結局寝たのか起きていたのかはっきりしないまま、昼前まで、物だけはそれこそ頭がおかしくなったかのように扱き続けていた。

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ほとんど「リセット」扱いだろう、と思った。

でも、射精してしまうと恐らく堰を切ったように性欲が溢れて、何も手につかない生活がしばらく続いてしまうのではないか。

そう考えたので、「決して出してはならない」と切り替えを図った。よって、ほとんど黒だが、「リセット」扱いとはしないことにした。

研究計画書の発表会も日中にあるから、立て直して一日を過ごしたい。

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夜眠れない日が度々あること、
タガが外れたようにアダルトサイトにアクセスしてしまうこと、
これらの原因が、なんとなく浮かんできた。

1つ目はたぶん、「ストレス」だ。
研究計画書の作成というイレギュラーな要素が生活の多くを占めるようになって、ルーティン化しづらいため、何かと自分で判断を挟まなければならない。それが普段と違うことで、ストレスになっているのだと思う。

2つ目は、そのストレスを認識できないまま、「夢精」を解消策にしたがっている自分がいることだ。

40日目にもひどい夜を過ごしたが、そこで事故的に夢精をした。
生理現象のようなものとはいえ、そこにはしばらく途絶えていた性的快感がもちろん伴う。

その感覚を思い出してしまったために、あの日以来無意識に夢精を求めているのではないか、と思ったのだ。

アダルトサイトを貪るように見てしまうようになったのも、自らの射精はしなくとも触る機会が増えたのも、夢精に誘導しているのだろうと考えた。

書いていて思うが、自分は本当に性欲とか性的快感に生活を握られていると思う。ほんの僅かなその種の刺激や快感も、思い出してしまえばこれほどまでに貪欲に求めてしまうのか、と。

17年間染みついてきたものは、そう簡単に抜けてはくれない。そう思った。

では、どうやってこの自覚できていなかったストレスと向き合うか?

生活スタイルの改善はかなり洗練できてきたが、ストレスへの対処はまだ不十分だった。

この解消法を性的なものに結びつけない工夫が、今後の様々なストレスへの対応にも応用できるものになるはず。

本当に、乗り越えるべきタイミングだと思う。

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午後に、研究計画書の発表会があり、他の方からコメントをいただけた。

実は、会の前にかなりテンパっていた。昨日まで作成していたはずの計画書が、古いバージョンのもので置き換わって保存されていたのだ。

何とか復元しようと1時間ほど試行錯誤したが、可能性がかなり低くなったとき、「俺のこの数日間がッ…!」と萎えた。

久々にマジに「萎える」感覚を味わった。

だが、「もう少し粘って復元方法を考えよう」となり、幸い置き換わる直前のバージョンの履歴がDropboxにだけ残っていたので、何とか復元できた。

それにしても、心臓に悪かった。これがもし完成間近の修論だったら…と思うと肝が冷えた。複数のバックアップは基本だが、その大切さを強く感じた。

正直、発表前のこの事件があまりに大きかったので、発表会はかえって緩んでしまったと感じる。

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いろいろな意味で「崖っぷち」な一日だった。当然、今日のスケジュールは大幅に崩れた。

ストレスの解消法は考えながら、性欲や性的快感から自由な生活を目指して、ひとつひとつ工夫を重ねていくしかない。また明日、また明日、だ。