8日目→0日目――徹底することの難しさと楽しさ
7時起床
昨晩も1時半就寝だったので、まあこれくらいの時間に起きるのも予想の範囲内だった。
大学の図書館が9時から開くまでの間、修論執筆にむけて『現実の社会的構成』を読んだりしていた。
天気はそれほど良くなかったが、じっくり睡眠もとれたし、とても心地の良いスタートを切った8日目だった。
しかし、大学図書館で作業の続きをしているところから調子が狂い始めた。
勃ち具合が、尋常ではなくなったのだ。
この1週間、毎朝それは経験していたし、日中もそんなことはあったが、うまく収めることができていた。収め方も心得ていたつもりだった。
ところが、今日のそれは1時間以上つづき、破裂するんじゃないかと思うほどに張っており、周りに人がいる状況にもかかわらず頭がぼーっとするほどだった。気分も悪くなったので、「ここ数日睡眠が足りていないからかもしれない」と思い、昼過ぎに自宅に戻り、1時間仮眠をとることにした。
仮眠からはすんなりと目覚めたものの、勃ちは収まらず、すぐに頭がくらくらする。追い込まれる一方だった。
これはもう駄目だ、と思った。
そのあとリセットしてしまったのだが、そのあとはまるで憑き物が落ちたかのように気持ちが切り替わった。
仮眠中に寝汗がすごかったのでシャワーを浴び、午後から夕食まで頑張ろうと動き出すことができたのである。
振り返り:今回の現象はいったい何だったのか
徹底したオナ禁を継続できていた中での突然のリセット。
そのうえ、リセットで気分がよくなる…今までの経験とはまるで逆である。
意味が分からない。
わからないが、次のようなことではないかと思っている。
体力ギリギリで追い込みながら毎日を過ごしていたので、オナ禁による性欲の高まりを感じないですんでいた。
それが、休日でいつもより睡眠を長く取れたり、体力的に余裕ができたりしたため、この1週間で現れていなかった性欲や精力がドッと溢れて、対処しきれなかった。
だから、原因の分からない気分の悪さと、リセット後の気持ちの切り替わりが起きたのではないか、と考えている。
上のようなことだとすると、逆に、たった1回でそれだけ大きな切り替えができてしまうほど、リセットにはエネルギーが伴っているということだ。
ここでリセットせずに乗り越える術を身に付ければ、それだけの力を自分の中に蓄え、パフォーマンスに繋げることができる…そう思うと、その術をなんとしても身に付けたいと思った。
第2ステージはつづく
禁欲を徹底する第2ステージの挑戦は、わずか8日で突然途絶えてしまった。突発的で、暴力的な性欲の高まりと向き合うことの難しさに直面したが、それだけの力を自分なりに活かし、『オナ禁論』に繋げていこうとする試みは非常に面白いと感じている。
引き続き、第2ステージの挑戦は続けていきたい。
今回の一件からの教訓を活かすとすると、「追い込み時と解放時のギャップを大きくしすぎない」ということだと思う。
睡眠時間が4時間を切るような生活は避けたい。理想は「23時就寝⇒5時起床」の6時間コースなのだが、金・土は23時就寝ができないためにこの理想が崩れがちである。
そのくせ、オナ禁「効果」なのか知らないが早起きは続けられるので、土曜・日曜の朝は睡眠不足になりやすい。気づかないうちに追い込んでしまっているのではないか。
そこで、金・土の夜の行動に特に注意を向けて、就寝を無駄に遅くしている行為(たとえば、夕食を取りながら動画を見すぎたり、筋トレ前に歯磨きを済ませなかったり、など)を改めていきたい。
【第2ステージにおける徹底ルール】(再掲と修正)
改めて、第2ステージのオナ禁は、以下のことを徹底する。
- エロ要素に自らの意思でアクセスしない。(迷惑メールのリンクを開いたりTwitterなどで検索したりすることも当然厳禁)
- 直接触れるのはトイレとシャワー時のみ。
- (ズボン、下着越しなどの)間接的な接触、触れなくとも意図的に何かに摩擦させるなどの行為はオナニーと等しいので厳禁。
- 夢精はリセット扱いとはしない。ただし、それを誘発するような思考や行為は厳禁(要は、思考や行為を挟む余地がないくらいグロッキーな状態で眠りにつけるのが理想だということ)
- 「思考や行為を挟む余地がないくらいグロッキーな状態で眠りにつく」ために追い込む必要はあるが、睡眠時間が4時間を切るような生活は全力で避ける。←追加
- 異性との性行為はリセット扱いとはしない。ただし、日数のカウントに注を付すこと。
- まずは100日徹底する。
実は、今日で修論提出までちょうどあと半年である。3か月前と比べて、生活の質もかなり洗練されてきた。もっともっと洗練させて、今想像がつかないほどのパフォーマンスを発揮できるようにしたい。