jozkado’s diary

オナ禁を実践しながら『オナ禁論』執筆をする院生の業務報告。執筆のためのメモなど。

1日目

6:20起床


目覚めは良い。梅雨も明けて、カーテンを開けるのが楽しくなっている。


日数が進んでいないのは、昨日(土曜日)、出してはいないにしても、触ってしまったので、カウントをリセットすることにしたからだ。


少しでも触っていい、というのを許していては、いつまでもその癖がなくならないと思ったので、今後は、必要のない時に触った(目安として、自分の意思で5分以上連続で触り続けた)場合もリセット扱いとする。

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午前9時から夜7時まで、ひたすら文献を読んだ。

つい最近出版された『「非モテ」からはじめる男性学』を一気読み。(思うことがあったので、後日何かしら書ければ。)

続けて、『方法としての〈語り〉』の序章と2章を読んだ。

さらに、「都市伝説」「口承文芸」関連の論文を5本読んだ。


全て日本語だったが、自分なりに結構集中できたのでは、と思う。


ただ、1日2食スタイルでいけるか試したが、夕方5時にエネルギー切れでプツンと眠り始めたので、慌てて軽く食事を挟んだ。やっぱりまだ2食スタイルは難しそうだ。

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最近、研究に関して考えているのは、「身体」という視点の重要性である。


専門知とか、経験知とかいう切り口はもちろん重要なのだが、そういった知識の器であり、(基本的に伝聞の形式で広がっていく都市伝説のようなものとは違い)「効果」の信憑性を、体験を通して確固なものにしている基盤は、やはり個人の身体だからだ。


身体と知識との関係は、バーガー=ルックマンの理論でも扱われているほか、つい最近読んだ柄本三代子「身体知へ回帰する専門家システム」論文でも言及されている、現代社会の重要な問題の1つであった。


社会問題でも医療問題でも、都市伝説的なものとしても単純化できないオナ禁を理解するには、日常生活における知識の問題に位置づけるべきである

そのように主張するにあたって、身体という視点は欠かせないように思う。


「言説空間」からスタートした当初の分析枠組みだが、少し修正していこう。


あと1週間で、月末の検討会用の資料を提出しなければならないので、あまり時間はないが集中してアウトプットをしていきたい。