jozkado’s diary

オナ禁を実践しながら『オナ禁論』執筆をする院生の業務報告。執筆のためのメモなど。

6日目

【日記】(20/06/06)

6時40分起床。朝食をとってすぐKeller論文にはいる。「通読で精一杯」から抜け出すためにも、早めに読み切って、論点を整理する時間をとる。SKADとフーコーの言説研究との関係、またフーコーの言説研究とシンボリック相互作用論などとの関係を見出そうとしているのがオリジナルなところか。

真木悠介『時間の比較社会学』は「死」や「時間」といった、哲学・倫理学の領域で扱われることの多いような問題を社会学に引き寄せていて、やはり読んでいてとても刺激的だった。「〈いま〉この瞬間を生きられない」ことから生じる実存の不安は、真木のとり上げる素材からも分かるように、必ずしも近代特有ではないようだ。それが資本主義のシステムと結びついていくことがポイントなのだろうか。

日中は社会調査実習の課題であるRを用いたデータ分析にのめり込んでしまい、食材の買い出しは行けず。ただ、新しく関数を使ってスマートなコードを書けたので充実していた。プログラミングの勉強の仕方が少しずつ良くなってきている気がする。

提出しなければならないレポートが立て込んでいると、自分の研究のための時間は今日のような全休であっても難しい。だが、それでも何とか進めたいと思い、Hans van MaanenのHow to study Art Worlds(2009)を少し読んだ。ハワード・S・ベッカーの『アート・ワールド』で展開される制度説をマーネンがどのように批判的に解釈しているのか。卒論の内容を展開させるには必須な章なので、来週中に読解・訳出までいきたいところだ。

これを書いていたら一日が終わりそうな時間になっている。雨なのでランニングは明日に回し、筋トレ(ルーティーン(脚)、腹筋)をして寝ようと思う。