jozkado’s diary

オナ禁を実践しながら『オナ禁論』執筆をする院生の業務報告。執筆のためのメモなど。

28日目――マイナス15000からの回復

7:50起床

夢の中で英語、ドイツ語、フランス語の会話を聴いていたのが、実際は毎朝の日課の語学のラジオだった。

起床が少し遅くなってしまったので、部屋に日が差し込んでいた。いつもは日が当たる前に外出するから、せっかくなので日光浴をしようと思った。

30分だけ日光を浴びつつ読書をした。

なかなかいい。

身体の芯まで太陽の光の暖かさが浸透する感じだ。今後意識的にやるのも自分の気持ちを高める上で有効かもしれない。

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実は昨晩は布団に入ってからが少し危なかった。

寝入ろうと思っても、様々な卑猥なイメージが浮かんでしばらくこびりついていた。頭(というか脳)がカーッと熱くなるのをはっきりと感じた。

20日を過ぎたあたりから、下半身に血が集まることと、脳の特定の部分が熱くなる感覚とが別々に感じられるようになってきていた。いわば、生理的反応と、脳由来の性的興奮による反応とが区別できている感覚である。

だから、この脳が熱くなるような反応を起こすものが自分にとって「避けるべき対象」だという認識を持てるようになっている。

ただ、これは外的にはっきりと分かる対象なら避けようがあるが、自分の頭の中から湧き出る類のものだと、意識的に避けることは難しい。

また、自分の場合これによる異常な程の興奮がまだまだ頻繁にあるので、なおさらタチが悪い。自分の中に残っている卑猥なイメージは、本当に脳にこびりつき時を超えて喚起させられるような感じだ。

そういう意味で、寝る以外にもう行動の選択肢を残していない就寝時の性的な妄想は本当に危険度が高いと個人的に思う(起床直後の頭が目覚めていないタイミングも同じくらい危険)。

気を紛らせる方法は確立していないが、まずはそうした妄想がわき起こる暇もないほどに疲労させて寝入るようにしたい。

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今日ふと思ったことがあった。

いったい自分は何日間、何回オナニーをしていたのだろう、と。
正確な回数を記録しておくほど几帳面ではないが、ざっと概算してみたら、少なくとも15000回には上るだろう、ということが分かった。

15000…5桁はヤバいと思う。

でも、正直な値が実際にこれくらいだろう、というのは自分の感覚でもわかる。
オナニーを覚えた年齢も小学校低学年で、そこから中学卒業まで狂ったように耽っていたし、半分一人暮らしのような生活になった高校3年間はさらに拍車がかかった。
浪人期間中も同様で、大学に入ってからは(特に最初の3~4年間)、歯止めというものがかからなくなっていた。
オナ禁」なるものを知った2018年ころからは、回数を意識し始めたが、リセットの際の反動が増し、中高生でもないのに一日当たりの回数を更新したのはこの期間である。

とにかく、自分はあまりに逸脱しすぎているのだ、そう思わざるをえない数字だった。

1回につき人生のポイントがマイナス1されるとすれば、2021年3月11日時点でマイナス15000。

この負債を返していくのは簡単ではない。

でも、それだけのことを気づかずにしてきてしまっているのだと、認識するいい機会にはなったと思う。

一日オナ禁を積み重ねることで、1回復できるとすれば…途方もない年数がかかる。
でも、それくらい積み重ねてもいいかもしれない。