jozkado’s diary

オナ禁を実践しながら『オナ禁論』執筆をする院生の業務報告。執筆のためのメモなど。

6日目――単純な話

今日は6時起床。7時に間に合うようにシャワーを浴びて外に出た。自分の望む日常の行為を選んでコントロール出来てきているように感じる。こういう日々のほうが間違いなく自己肯定感も高まるのだろう。

今日で1ミリでも進んだ研究の進捗状況を報告する。

【研究メモ】

Jamie L. Mullaneyの主著"Everyone Is NOT Doing It: Abstinence and Personal Identity"(2006)のイントロ(一部)を読んだ。
単になにかを「やらない」という意味ではなく、個人のアイデンティティを構成する重要な要素としてabstinence(差し当たり「禁欲」としておく)を考察しようとするのが、この著作の目的となっている。著者のより大きな目標とは、「我々が自己や、社会的世界における日々の相互作用を理解する際に、当然だと思っているが道具として重要なこの部分を、前面に押し出していくことである」。

著者のムラニーが設定している問題は

  • やるように期待されていることをしない人々の間にある共通点は何か。
  • 自発的にやらないという諸行為が、どのように我々のアイデンティティに影響しているか。

※著者は38人の様々な禁欲実践者(abstiners)へのインタビューを実施した。

著者は「やらないこと(Not(-)Doing)」についての一般的・伝統的な理解を整理するなかで、禁欲の概念を道徳性の問題に含めて考えざるを得ないと述べる。ここでいう道徳性の問題とは、「道徳的に優れたことをしているという理由で、そうしていない人びとよりも自分が高い位置にあろうとし、自分より低い位置の人々を見下す」という問題である。

このような問題が禁欲の実践においてもありうるのではないか?という質問を、著者は研究の途中で受けた。
著者はこうした質問に対してどのように理解していったのか。

(メモはここまで)

【日記(20/10/06)】

午前中のドイツ語学習でディクテーションを50文ほど行った。自分の聴きとれる音がまだまだ少ないことを認識させてくれるので為になる。

夕方のゼミでは、同期の進捗等を聞いたが、自分が圧倒的に進んでいないように感じた。

自分のパフォーマンスを上げるのは単純な話で、人と比べたり悲観的にならなければよい。
だが、実際比べてしまうし、自分の歩みの遅さに嫌になることなど一日の内に少なくとも10回はあるだろう。

単純に考えれば、比べることは当然してしまうとして、そこで手が止まってしまうことが問題なのだ。

比べていても良いから、自分が進められるペースやスケジュールを冷静に把握して計画を立て、すべきことを着実に実行していくに限る。

最優先で考え、悩むのは目の前の課題に対して。そこから逃げないように。
単純に考えることで身軽に実行していけるようにしたい。